原因はなに?

神経細胞が圧迫されて死滅する

脳の機能というのは、約1000億もの神経細胞から成り立っています。
神経伝達物質が、脳の神経細胞に情報を運ぶことで、脳のネットワークが作られます。
このネットワークがあるからこそ、物を認識したり、考えたり、物事を記憶することが出来るのですね。

でも、このネットワークを形成する脳の神経細胞を圧迫して死滅させてしまうものがあります。
それが老人斑というもので、これはベータアミロイドというたんぱく質から出来ています。

普通であれば、ベータアミロイドは脳の神経細胞を圧迫することはありません。でも、異常をきたすと老人斑になり、脳の神経細胞を死滅させて、ネットワークを破壊してしまいます。
すると、脳が委縮してしまうので、正常に機能しなくなるのです。

ベータアミロイドの異常が原因

委縮した脳というのは、一般的に1400gある重量が、なんと約800g程度になってしまいます。
それだけ、脳の神経細胞が死滅してしまうということです。これが、アルツハイマー病の代表的な症状ともいえる、物忘れや記憶障害を引き起こすのです。
つまり、アルツハイマー病の原因というのは、ベータアミロイドの異常なのです。

未だ解明出来ていない部分が多い

ただ、ベータアミロイドの異常によるアルツハイマー病は、あくまでも一部です。
多くの場合、はっきりした原因が分かっていない、というのがアルツハイマー病の実情と言えます。

ですから、どのようにして予防出来るのか、どのような薬が効果があるのかということもはっきり分かっていません。原因が分からないからこそ、アルツハイマー病は気をつけなくてはいけない病気なのです。

スポンサードリンク


Copyright © 知っておきたい認知症?アルツハイマー病のこと、症状・治療等を解説? All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。