老人斑とは?

アルツハイマーの原因、老人斑とは

アルツハイマー病を引き起こしている原因として、よく挙げられるのが老人斑というものです。
老人斑というと、高齢の方のこめかみなどに出来ているシミを想像する方が多いかもしれませんね。でも、高齢の方に出来る特有のシミは、老人性色素斑というもので、老人斑とはまったく違うものです。

たんぱく質の変性で作られる

老人斑というのは、脳の神経細胞から作られるたんぱく質が、ベータアミロイドというたんぱく質に変性して出来るものです。ベータアミロイドは、普通ならたんぱく質なので問題はありません。
ただし、互いにくっつきやすいという性質を持っているため、変性して大脳皮質などの神経細胞が沈着すると老人斑となります。

老人斑は脳細胞の死滅を起こす

老人斑は、脳の神経細胞を圧迫してしまい、最終的には死滅させてしまいます
脳のネットワークを形成している神経細胞が死滅すれば、ネットワークはどんどん破壊されていきます。つまり、今まで普通に記憶出来ていたことが、死滅の度合いによって出来なくなっていくのです。

死滅する量が少ない段階では、簡単な物忘れ程度の症状しか出ません。
でも、脳の神経細胞の死滅する量が増えれば、その分ネットワークの破壊も広がるので、アルツハイマー病も進行してしまいます。

また、老人斑は、脳の神経細胞を圧迫するだけではなく、ダメージも与えて死滅させることも分かっています。つまり、老人斑は、脳の神経細胞に対して毒性があるということ。
ですから、アルツハイマー病の人には、老人斑が多く見られるのです。

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