在宅ケアのポイント

症状への対処が在宅ケアの基本

初期段階の在宅ケアは、患者さん本人のケアというよりも、認知症に対してのケアが重要です。
医療機関で治療をしているとしても、在宅ケアの場合はほとんどが家にいることになるので、放っておくと、やはり認知症の症状が進行してしまいます。

家の中では、大脳を刺激するようなことはほとんどなく、物を考えたり、判断したりすることも少ないでしょう。
ですから、認知症に対しての知識を学び、自宅でも出来るリハビリを行うなどの工夫が必要になってきます。

脳を鍛える環境が必要

と言っても、難しいことをする必要はありません。
質問を投げかけたり、音楽を聴かせたり、一緒に何かの作業をするというようなことでも充分リハビリになります。考える環境、作業する環境、判断する環境を作ることが、初期段階の認知症患者の在宅ケアのポイントです。

でも、重症になってしまった認知症患者は、日常生活を送ること自体が困難になるので、家族や介護者はその対応に追われてしまいます。そうなると、家族や介護者には大きな負担がかかるので、出来るだけ負担を軽減出来るように工夫するのが、在宅ケアのポイントになります。

生活環境の整備が重要

特にやっておきたいのが、生活環境の整備です。
部屋は出来るだけシンプルにして、大切なものは、鍵のかかる場所や目に付かないところにしまいましょう。
包丁やハサミなど危険なものもしまって、階段やコンロなどは隠すことも重要です。

トイレまでは矢印で道しるべをつけたり、タンスなどには何が入っているのか分かりやすいようにすることも大切です。
徘徊がある場合には、鍵を2重にしたり、扉をカーテンなどで隠す、住所や名前を書いたブレスレットなどを付けるなど工夫しましょう。

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