PETやSPECT

原因因子の発見に最も有効な検査法

認知症の検査の中で、その原因を特定するのに一番確実性があると言われているのが、PETSPECTという画像検査です。PETとは、ポジトロン・エミッション・トモグラフィーの略語で核医学診断装置のことです。
PETで使われる放射性同位元素は、身体の中に存在している元素なので、代謝の状態をより正確に把握することが出来ます

PET検査・SPECT検査

PETでは、脳の中のブドウ糖やアミノ酸の代謝を調べることが出来ます。
認知症は、脳内のブドウ糖やアミノ酸の代謝が関わっていると言われていますが、ブドウ糖が正常に代謝されないと、認知症の進行が早くなるので、PETは治療の方針の決定に大きく関わってきます。さらにPET検査では、他の画像診断では見えない腫瘍を発見することが出来るので、診断が難しいと言われる認知症の診断が可能になっています。

SPECTは、シングル・フォト・エミッションCTの略語になります。
放射性同位元素を体内に注入し、その分布状況を断層画面でチェックするのがSPECTの検査です。
分布状況を見ることで、血液の流れや血流量、代謝機能の状態などを確認することが出来ます

脳血管性認知症とは

認知症には、脳の血流が滞ることによって起こる、脳血管性認知症というものがあります。
これは、主に脳梗塞や脳卒中などが原因で発症するのですが、中には、こういった病歴がなくても、発症することがあります。その原因となるのが、脳の血流量の低下や代謝機能の低下です。
SPECTでは、これらの低下を画像診断によって見つけることが出来るので、認知症の診断はもちろん、治療方針の決定に役立つのです。

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