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認識障害(失認)

感覚機能に異常が起こる認識障害

認知症による認識障害(失認)というのは、視覚、聴覚、触覚に異常はないのに、物を認識出来ない障害です。この認識障害の特徴は、当たり前のように知っていることが分からなくなってしまうということです。

例えば、普通ならテレビを見れば、それがテレビだということが分かりますね。
サイレンが聞こえれば、それがサイレンということが分かります。でも、認識障害(失認)を起こしてしまうと、知っているはずのものや音などが何なのか、分からなくなってしまうのです。

認識障害と視覚失認

認識障害には、障害が現れる部位ごとに症状が違うということも特徴の一つです。
視覚失認、聴覚失認、触覚失認のほかにも、半側空間無視、他誌的障害などがあります。これらの認識障害は、日常生活に関わってくる失認になります。

視覚失認は、知っている対象物でも、それが何か分からない失認です。ただし、音を聴いたり触ったりすれば認識することが出来ます。
聴覚失認は、知っている音を聴いても、何の音か分からない状態です。触覚失認は、知っているものに触れても、何なのか認識出来ないという症状になります。

半側空間無視

半側空間無視というのは、身体の右側か左側、どちらかの感覚が物事を認識出来なくなる状態です。感覚を失っている方は何も認識出来ないので、壁や物があるとぶつかってしまいます。
ただし、片方は感覚があるので、本人も自覚出来ないことが多いのが、この失認の特徴です。

地誌的障害では、知っているはずの道でも迷ったり、道順がたどれなくなるという症状です。
このように、認識障害と一口に言っても、あらゆる失認があるのが特徴と言えます。

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