せん妄

せん妄は意識障害の一種

認知症によるせん妄は、比較的初期の段階から起こる症状です。
せん妄というのは、あまり聞き慣れない言葉ですが、意識障害の症状の一つです。

せん妄の特徴は数時間や数日という非常に短い期間で認知機能が著しく低下してしまいます。
つまり、さっきまで普通だったのに、ちょっとの時間で意識レベルが変わってしまうのがせん妄の特徴です。

せん妄の原因・症状

認知症によるせん妄は、脳の機能が何らかの原因で低下してしまうことで起こります
そのメカニズムは解明されていないのですが、覚醒と睡眠の調節を司る部位に異常が起きていると考えられています。そのため、睡眠障害など、一般的な認知症の症状とはちょっと違う症状が出るのも特徴です。

認知症の妄想症状は悪化する傾向が

特に特徴的なのが、妄想の症状がひどくなるということです。
中でも多いのが、物盗られ妄想というのもので、財布や通帳、自分が大切にしているものが盗られたと思い込んでしまいます。この場合、「そんなことはない」と否定するのではなく、一緒に探してあげることが大切です。
妄想を妄想といっても、認知症の方には通じません。
逆に、頑なになってしまい症状が進行することもあるので、否定をせずに共感してあげましょう。

認知症によるせん妄の症状は、普通の認知症の症状とほとんど同じです。
記憶障害や言動が意味不明になる、注意力が低下したり、自分が今いる場所や時間がわからなくなる失見当識などが、主な症状となります。

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