向精神薬

精神的負担を緩和する向精神薬

アルツハイマー病を治療する時には、向精神薬が使われることがあります。
ただし、向精神薬を使う治療というのは、アルツハイマー病自体を改善する目的の治療ではありません。

アルツハイマー病によって、精神的や身体的に周辺症状が発症した場合、その症状を緩和するために用いられるのが向精神薬です。向精神薬を使うことで、患者本人や家族、周りの人への負担を減らすというのが目的です。

状況に合わせた処方が行われる

アルツハイマー病に使用される向精神薬の特徴は、普通の薬剤のように、適応に挙げられる特定の疾患にだけ使用されるものではないということです。例えば、風邪には風邪薬、頭痛がしたら頭痛薬のように、ほとんどの薬には、その薬効に適応している特定の疾患があります。

しかし、アルツハイマー病で使われる向精神薬には色々な種類があり、症状や精神状態に合わせて処方されます。つまり、アルツハイマー病の向精神薬はこれ、と特定されている訳ではないのです。

向精神薬の種類

向精神薬というのは、一つの薬の名前ではなく、あらゆる精神薬の総称です。ですから、抗うつ剤や抗不安薬なども、向精神薬ということになります。
妄想や幻覚などの症状があるアルツハイマー病には、抗精神薬が使われます。

暴力や暴言などの症状には抗うつ薬、気分調整薬が処方されることがあります。
不安や不穏、いらいらがひどい場合には、抗不安薬、抗うつ薬、気分調整薬などが処方されることになります。
このように、使用する目的によって、処方される薬の種類が違うのが、アルツハイマー病の向精神薬の特徴です。

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